コトorigin

丁寧に紡ぐ。
わたしたちはその、もととなる道具。

mother toolの道具達は、一つの工場から生まれてくるのではありません。 全国各地の工場を訪ね、その工場の特徴を活かせるよう、ほかの産地の素材や技術と組み合わせることで道具を生み出します。少し手間のかかるやり方かもしれませんが、今まで接点のなかった素材や技術、そして人が出会うことはいつも新しい発見に満ち溢れています。 製造現場には、大切にしていきたい人間力があります。 そんな人間力を掘り起こし、つないでいく「もとになる道具(mother tool)」になりたい。 ただモノをつくるのではなく、つくる人・つたえる人・つかう人の関係も丁寧に紡いでいきたい。 これがmother toolの想いです。

一本の強い糸に紡がれる価値。

mother toolの道具達が生まれるとき、そこには様々な知恵と工夫が活かされています。 脈々と受け継がれている伝統の技、新しい機械により可能になった工法、シンプルだけど熟練の技術、ひらめきから生まれたユニークな手段など、それぞれの現場の良さをつなごうとするとき、可能性が見つかるのです。 この新しい関係から生まれるコト。 それは、単に過去に無いものをつくろうとする事ではなく、今までの経験の見直しや、視点を変える事により見つける事のできる価値なのです。